企業ネットワークの戦略的な構築事例を紹介する日経コミュニケーションの連 載です。メインは、NTTデータです。1万5000台ものIP内線網を構築している事 例です。NTTデータの事例もとても興味深く読みましたが、外為どっとコムの バックアップシステムの事例が個人的にとても興味を持ちました。
続きを読む企業ネットワークの戦略的な構築事例を紹介する日経コミュニケーションの連 載です。メインは、NTTデータです。1万5000台ものIP内線網を構築している事 例です。NTTデータの事例もとても興味深く読みましたが、外為どっとコムの バックアップシステムの事例が個人的にとても興味を持ちました。
続きを読む企業ネットワークの戦略的な構築事例を紹介する日経コミュニケーションの連 載です。メインは、NTTデータです。1万5000台ものIP内線網を構築している事 例です。NTTデータの事例もとても興味深く読みましたが、外為どっとコムの バックアップシステムの事例が個人的にとても興味を持ちました。
続きを読む近年、ネットワークに関連する製品・サービスは非常に多くなってきています。
それに伴って、高機能や高付加価値ながら格安の製品・サービスも多くなって
います。
今回レビューする日経コミュニケーションの記事では、「格安」のネットワー
ク製品・サービスと格安のものに対応する製品・サービスの比較をまとめてい
ます。比較する製品・サービスとして次の5つがあります。
2000年ぐらいまでは、セキュリティ製品という「ファイアウォール」がその代
名詞でした。セキュリティ対策というと、ファイアウォールをどこに置こうか
なっていう風潮もありましたね。
そして、ADSLなどのブロードバンドの普及によって、高速・常時接続のインタ
ーネット接続環境が整備されるに従って、インターネットの利用方法が変わっ
てきました。企業のネットワークにおいては、高価なWANサービスを利用する
だけの選択肢ではなく、インターネットを利用したインターネットVPNで拠点
間の広域ネットワークを構築するという選択肢も取れるようになってきました。
これは、非常に大きな変化だったでしょう。ネットワークの構成の考え方がガ
ラっと変わってしまいました。
ただ、ネットワーク経由の「脅威」もかなりパワーアップしてしまいました。
素人が遊び半分で不正アクセスを試してみるようなツールが出回ったり、イン
ターネットへの依存度が高くなればなるほど、クラックされたときの影響が大
きくなってしまい、それを金銭に変換する手段も多様化するようになってきま
した。
ネットワーク管理者は、日常の運用業務においてネットワークを構成する機器 の操作方法を把握している必要があります。シングルベンダーであればまだい いですが、マルチベンダ環境の場合はそれぞれの設定方法を把握するのは大変 です。そこでネットワーク機器の設定インターフェースを統一化するNETCONF プロトコルが考えられました。
以前、日経コミュニケーションの特集「始動するLANオンデマンド」でNETCONF というキーワードが出てきて詳細について知りたいと思っていたのですが、ちょ うど今回この記事を見つけたのでレビューに取り上げてみました。
続きを読むWebブラウザは、電子メールと並んでインターネットを利用するユーザにとっ
て必須のアプリケーションですね。インターネットを利用していて、Webブラ
ウザを使わないっていうことがあり得ないぐらい。
もともと、Webブラウザの機能は、インターネット上のWebサーバに存在するWeb
ページを表示するというものでした。Webページもテキストといくつかの画像
という非常にシンプルなもの。
それが、いまではいろんなシステムがWebベースのものになり、Webブラウザは
単なる「Webページを表示する」アプリケーションから、「アプリケーション
の基盤」へと発展しつつあります。Webブラウザの今後について、まとめてい
るのが今回レビューで取り上げる日経コミュニケーションの記事です。
日経コミュニケーションに連載されていた記事のWebバージョンです。FTTHもだいぶ普及してきて、あとしばらくすると総光ネットワーク化になりそうです。光ネットワークの基礎知識を得るためにとても参考になります。
◆アクセスとコアが進化の両論
◆コアからアクセスへと広がる
◆速くて安い「GE-PON」
◆フルサービスのB-PONとG-PON
◆装置構成が単純になる「SS」方式
◆テレビ放送も光で提供できる波長多重
企業ネットワークの根幹であるLANにおいて、今まで進化の目安はスピード面 でした。しかしながら、現在企業が求めるLANに対する要件はスピード面だけ でなくウィルス対策や多様なアプリケーションの品質確保、ノートPCの機動性 を活かせることなどが挙げられます。
この特集では、ネットワークの状況に応じて最適な機能を提供する「LANオン デマンド」について解説されています。
続きを読む今回はいよいよ6月から韓国で始まるモバイルWiMAXを利用した世界初の商用サ ービス「WiBro」について特集が組まれています。モバイルWiMAXは日本でも無線 ブロードバンドの有力候補として新たな周波数帯域の割り当てが検討されてい る無線方式であり、世界に先駆けて韓国で商用開始されるということで個人的 にも注目しているサービスのためレビューに取り上げてみました。
続きを読む現在、ネット上で問題となっている情報漏えいや迷惑メール、フィッシング、 スパイウェアなどのネット犯罪の多くは「ボット」と呼ばれる、コンピュータに 感染したプログラムによって引き起こされています。
このボットと言う言葉は、2004年ごろから良く耳にするようになりましたが実 のところ具体的にどのような仕組みで悪事を働くのかということを知りません でした。今回、日経コミュニケーションが「特定の企業を狙って機密情報を盗 み出すボットが登場し、根絶に向けて日本政府も動き出した」という見出しで 特集を組んでいて、とても興味深かったのでレビューに取り上げてみました。
続きを読む今回の特集では、2006.1.1号『2006年のネットワークはこうなる 大予測!通 信の未来像』でも掲載されていた日本テレコムの「ULTINA On Demand Platform」 に代表される、コンピュータ・リソースやアプリケーションの実行環境をネッ トワークと有機的に一体化した新しいサービスについて紹介しています。
日本テレコム「ULTINA On Demand Platform」
http://www.japan-telecom.co.jp/business/ultina/odp/index.html
日経コミュニケーションでは、このようなネットワークとコンピュータの一体 型サービスを「コンバージド・プラットフォーム」と呼んでいます。記事では このコンバージド・プラットフォームサービスが出現した背景として、通信サ ービスが高速化・低価格化してきているため、通信事業者が回線サービスだけ では十分な収益を上げることができなくなってきていることをあげています。
続きを読む「Asterisk」という言葉を目にすることが最近多くなってきました。「Asterisk」 とはオープンソースのIP-PBXソフトウェアです。PBXのソフトがオープンソー スで作られるなんて、最初聞いたとき、すごく驚きました。今回レビューのネ タに取り上げたのは、オープンソースIP-PBXの「Asterisk」が企業ネットワー クに与えるインパクトをまとめている記事です。
まず、「Asterisk」の特徴を4点挙げます。
続きを読むここ最近の通信業界の話題は、WiMAXや802.11nなどに代表される新しい無線ブ ロードバンドの話が多かったのですが、「光ファイバとDSLを使った新しい有 線ブロードバンドの形態である“FTTR”が早ければ今年の夏にも利用できるよ うになる」との特集が最新の日経コミュニケーションで組まれていたのでレビ ューに取り上げてみました。
FTTR(Fiber To The Remote terminal)は、昨年末からサービス導入に向けて議 論が始まったようで、NTT収容局からユーザの近くまではFTTH(Fiber To The Home) のように光ファイバで伝送し、そこからユーザまでの区間はADSLと同じく電話 線を利用します。
続きを読む昨年は12年ぶりに新規の移動体通信事業者3社が参入を果たしました。 BBモバイルとイー・モバイルはW-CDMA方式で1.7GHz帯を、アイピーモバイル はTD-CDMA方式で2GHz帯の周波数を獲得しました。
・携帯電話の新規参入事業者の決定(総務省報道資料)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051109_3.html
そして2006年は、新たに無線ブロードバンド用の周波数として「2.5GHz帯」の 割り当てについて具体的な検討が始まろうとしています。今回の特集では、こ の周波数帯を巡る各通信事業者の動向について特集が組まれています。
昨年繰り広げられた周波数帯の割り当てを巡る新規事業者の攻防や、様々な新 しいワイヤレス技術が出現していることからもわかるように、ますます移動体 通信に対する関心が高まりつつあるように思います。そのため、今回の割り当 てに対しては、KDDIやソフトバンク、イー・アクセス、YOZANなど10社近くが周 波数帯の獲得に向け名乗りを上げているようです。
しかしながら、割り当て数は周波数帯域の関係から3社程度となってしまうそ
うです。そのため通信事業者にとっては割り当てられるかどうかが今後の事業
展開を大きく左右するため、昨年以上の激しい争いが予想されます。
(この2.5GHz帯はもともと3G携帯電話用の予約帯域となっていますが、現在、
日本では他の無線通信システム(民間の衛星等)が利用しているようです)
この記事の中で驚いたのが、NTTドコモがWiMAXを使ってこの2.5GHz帯の獲得競 争に参戦すると明記していることです。恐らくドコモにとっても、いろいろな ワイヤレス技術が出てくるなかW-CDMAに固執するのは得策では無いと考えてい るとは思いますが、正式報道が無い中、表紙の見出しにまで明記するのはどう かと思ってしまいました。。。
このように通信事業者各社が注目している周波数帯ですが、それを利用する無 線ブロードバンド技術がいろいろ存在する中、総務省は無線ブロードバンドに 関する研究会の最終報告書で以下の4つの技術に絞り込んだそうです。
(1)WiMAX
(2)iBurst
(3)Flash-OFDM
(4)次世代PHS(OFDMA)
このなかでもやはりWiMAXが有力候補のようです。ここでいうWiMAXは、昨年末 にYOZANがサービスを開始した無線LANサービス「BitStand」のアクセスポイント への回線を無線化する目的で使用した「IEEE 802.16-2004」ではなく、モバイル 向けの規格である「IEEE802.16e」を指しています。
記事では、WiMAXが有力視される理由のほか、ドコモがWiMAXでの参入を検討し ているのではないかと思われる根拠として、ドコモの幹部やNTTグループ関係 者によるコメントを掲載しています。また、KDDIにおいても現状のWiMAXのま までは不満があるとしながらも、大阪府下で車での移動中にストリーム映像を 流す実験を行ったり、WiMAXフォーラムのネットワーク部分の標準化作業に参 加するなど、WiMAXへの実績を通して周波数獲得に向け着々と準備を進めてい るようです。
そのほか次世代PHSを推進するウィルコムや、京セラと組んでiBurstを推進す るライブドアの動向についても簡単に紹介されていましたが、先日のライブド ア事件の関係でiBurstの周波数帯獲得は危ういかもしれませんね。。。
以上のように各社が2.5GHzの周波数帯獲得に向け動き出しているわけですが、 最終的には3社程度に絞り込む必要があります。今後の予定を見ると2007年に は免許を与える事業者が決定し、2008年にはサービスが開始されるような想定 スケジュールが掲載されていますが、総務省が今後どういう基準で無線技術を 選んで、さらに事業者を選ぶのか注目が集まりそうです。
この特集では、今回の無線ブロードバンド用周波数の割り当てについての各通 信事業者の様々な思惑や、最終決定を行う総務省の苦悩が紹介されていてなか なか興味深い内容になっていますので、一度チェックしてみてはいかがでしょ うか?
カシスブログ
http://cassi.blog34.fc2.com/
※Cassiさん、ありがとうございます。ぼくはいま、モバイルでのインターネ ット接続はauのWINを使っていますが、従量制なのがツライです。定額のモ バイルブロードバンドを心待ちにしているユーザの一人です。あと2年ぐら いかぁ・・・長いな・・・(Gene)
日経コミュニケーションの詳細、購読申し込みはこちら↓
ここ数年ますます私たちの生活に溶け込んでコモディティ化していくネットワークですが、2006年はネットワークのいろいろな分野で新しい局面を迎えようとしています。
この特集では、2006年通信の未来像ということで、5つのテーマについて解説しています。
1.ユーザーネットワーク
2.業界再編
3.通信と放送の融合
4.インターネット
5.モバイル
今回は、個人的に興味深かった1と4、5のテーマを取り上げて記事の内容をご紹介します。
続きを読むつい最近、USENの無料インターネット放送「GyaO」がわずか8ヶ月で視聴登録者数500万人を突破して話題となりましたが、この記事では1000万人の登録者に対応するために行ったシステム刷新について取り上げられています。
「GyaO」は私も何度か視聴したことがありますが、加入するISPに関係なく無料で見ることが出来るうえに、見たいときにオンデマンドで見ることが出来るので最近注目しているサービスの一つです。
続きを読むNTTドコモ、KDDI、ボーダフォンの携帯3キャリアが提供するモバイルセントレックスサービスに新たな変化が生まれそうです。
モバイルセントレックスとは、
「携帯電話を企業内の内線電話として利用するサービス」
のこと。2004年後半から、この言葉をよく見かけるようになったと思います。携帯電話を内線電話として利用するというサービスの目的は同じですが、携帯キャリアごとにその実現方法はまったく異なっています。
※キーマンズネットにも「モバイルセントレックス」の詳しい解説があります。
NTTドコモは「PASSAGE DUPLE」というサービス名称で、無線LAN/FOMAのデュアル端末(N900iL)を利用します。内線電話は、無線LANで実現するわけですね。
KDDIは「OFFICE WISE」というサービス名称です。こちらは、企業のビル内に小型の携帯電話交換機を設置して、その交換機によって内線電話を実現します。
ボーダフォンは「Vodafone Mobile Office」というサービス名称で、通常のボーダフォンの携帯電話網において、内線電話機能を提供します。昔、固定電話網でもあった音声VPNの携帯バージョンですね。
と、携帯3社で、サービスの目的自体は同じでも実現方法がまったく違っていたんです。ところが、KDDIが新しく無線LAN携帯、つまりNTTドコモと同じ方式のモバイルセントレックスサービスを展開するというのが、今回の記事です。
続きを読むこの特集では、新しい技術やサービス、標準規格が次々登場している無線LANにまつわる30の“新常識”を解説していてなかなか興味深かったので今回取り上げてみました。
それぞれの“新常識”は下の5つの分野に分けて紹介されています。
・無線IP電話
・公衆無線LANサービス
・注目技術
・トラブル
・セキュリティ
日経コミュニケーションでSkypeの特集が組まれることにちょっと驚きました。それだけ企業でSkypeを利用する事例が増えている、あるいは、これから利用しようとする企業が増えているということなのかなぁって思います。
まずは、Skypeについてざっと概要を。
Skypeはぼくも利用しています。無償のIP電話ソフトのSkypeユーザ同士は通話無料で、IP電話というと音声品質がよくないと思いがちですが、十分な音声品質を持っています。そして、単なる通話だけじゃなく、テキストチャットやファイル転送もできるという非常に便利なアプリケーションです。
日経コミュニケーションの調査で、企業ネットワークの『今』を読み解く、恒例の特集です。2005年は、どうやら大きな変化のスタートの年になりそうです。
今回は、1341社から「アクセス回線」「WANサービス」「IP電話サービス」の調査をした結果、
「信頼性」を多少犠牲にしてでも、アクセス回線やWANを「高速化」したい
という実態が浮き彫りになっています。
具体的には、幹線系のアクセス回線では、デジタル専用線やxDSLに代わって、FTTHが伸びています。幹線系のWANサービスも、広域イーサネットが伸びてきているという具合です。
続きを読むライブドアが月額525円で10月からスタートするといっている無線LANのサービスに注目が集まっています。これまでも、駅構内やファストフード店、ホテルロビーなどで無線LANによるインターネットアクセスサービスはありました。このようなサービスは、特定の点(スポット)におけるインターネットアクセスを提供するものです。無線LANアクセスポイントから離れてしまうと、つながらない。また、次のアクセスポイントを探さなくてはいけません。
でも、ライブドアが始めようとしているサービスは、これらとは一線を画すもので、サービス開始当初で山手線圏内の80%を面的にカバーするというものです。
ライブドア「D-cubic」プレスリリース
ライブドア堀江社長、「D-cubicは孫さんの低価格ADSLのモバイル版」
ライブドアが始める無線LANサービスを受けて、世界では無線LANの面展開サービスがどうなっているのか?ということをレポートしているのが、今回レビューで取り上げた記事です。
続きを読む迷惑メールだけじゃなくて、もっと迷惑な事例が少しずつでてきているそうです。それが、今回の記事の「SPIT」です。
SPITはSpam over Internet Telephonyの略で、インターネット電話を使った迷惑電話です。ここでいう、インターネット電話とは一般ユーザが利用するインターネット上で電話音声を送信するものと、企業で利用する企業内のIPネットワークに電話音声を送信するものをひっくるめています。IP電話っていってしまってもいいでしょう。スパムメールは、だれかれかまわずに出会い系やらアダルトサイト、ギャンブルサイトの広告を送りつけるものですが、それをIP電話によって無差別に広告メッセージを送るものがSPITです。
続きを読む無線ブロードバンドを切り開くWiMAX革命の衝撃 日経コミュニケーション・セミナー
日経コミュニケーションでは「無線ブロードバンドを切り拓くWiMAX革命の衝撃」と銘打った,編集部主催セミナーを開催いたします。
無線通信には携帯電話やPHS,無線LANなどさまざまな方法がありますが,通信料金が高かったり,速度が今ひとつだったり,使える場所が少ないなど,どれも決め手に欠いていました。
新しい無線技術WiMAXは数十メガという速度の通信を数kmの距離で実現します。まさに無線ブロードバンドです。モバイル用途はもちろん,1軒1軒に光ファイバなどを引くのが難しい過疎地におけるデジタル・デバイド解消手段としても注目されています。
無線ブロードバンドの本命として注目されているWiMAXのセミナーが日経コミュニケーションの主催で開催されるようです。
WiMAXのサービスは今年の12月からYOZANが月額3000円程度の定額料金のサービスを開始することを発表しています。そのYOZANの社長さんもスピーカーのようです。他にWiMAXフォーラム、インテル、韓国テレコムの方々がスピーカーとして登場します。
YOZANというPHS事業を展開する会社が、「年内にも通信速度が数十Mb/sの無線
サービスを月3000円で開始する」と発表したようです。↓
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050210/156018/
その高速無線通信を実現するのは、WiMAXという技術。半径数kmを1台の基地局 でカバーし、最大75Mb/sの通信を可能にするらしい。WiMAXとは、簡単に言う と無線LANの出力電力をあげて、電波の届く距離を伸ばした技術らしい。 半径数kmを75Mb/sでカバーする??ホントにそんなことできるならすごいイン パクトがありそうです。
続きを読むIP電話を新たに導入する企業ユーザーにとって,拠点を結ぶ中継網をどう構成するか,どんな通信サービスを選ぶかは極めて重要なファクターだ。「緊急連載:企業ネットワーク実態調査」の第2回となる今回は,この話題にスポットを当ててみたい。続きを読む
IP電話はNTTの加入電話の代わりに使うわけだから,ある程度の音質や信頼性が要求される。しかし,そのためにコストが増えては元も子もない。コスト削減だけなら,NTTの回線を内線に利用する手もある。
せっかく「IP」電話にするのだから,データとIPを統合するという発想が出てくるのは自然の流れといえるだろう。実際,高価な専用線のユーザーは,一つの回線にデータと音声をIPで統合。音声をデータより優先的に制御するQoS(音声品質)などの仕組みを盛り込むのが常とう手段だった。音声統合用の企業向けルーターなど機器も市場に多数ある。
日経コミュニケーションはこの7月から8月にかけて,企業ユーザーの実態調査を実施した。対象は国内市場に上場している企業を中心に,非上場の有力企業を合わせた3748社。アンケート形式で,社内ネットワークの構築に採用したWANサービスやIP電話導入の有無など,全57問に回答いただいた。最終的な回収数は1312社(回収率35.0%)。この結果,意外な事実がいくつも浮かび上がってきた。今から5日間,以下のテーマで概要をお伝えしたい。
●第1回 判明!国内1300社が選んだ通信サービスはこれだ
●第2回 検証! 音声/データの統合時代は終わったのか
●第3回 発見! IPセントレックス・サービスの意外なユーザー像
●第4回 追跡! 期待を「裏切った」インターネットVPNに明日はあるか
●第5回 <記者の眼>「企業ネットの新潮流に乗り遅れるな」